耕うん作業とは?
耕うん機や管理機と呼ばれる農機具を使って土を耕し、土中に空気や肥料を取り込み、作物の根が張りやすい快適環境を整える大切な作業のこと。
★天地がえし・・・地上の土や肥料を下へ、地中の土を上へカクハンしながら耕うんすること
うね立て作業(うね・ベッド作り)
野菜の種をまいたり、苗を植えつけるために、耕うんした土を細長く盛り上げたものを、うね(ベッド)と呼びます。うねを作る(うねを立てる)ことで、野菜の葉の日当たりを良くし、根の発育や吸収作用をうながし、水の排水性を高めることで、野菜の生長を促進します。
うねの形状には下の2つが代表的です。
- 丸うね
- 台形うね
同時に、うねのタイプには下記の2つのタイプが代表的。
- 溝状の一般的な普通うね
- 幅を広くとったベッドうね
耕うん機にうねたて器を取り付けて作業することで、簡単でキレイなうねを作ることができます。
うねたて作業時耕うん機に取り付ける培土器(アタッチメント)
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天板の上下を付け替えることで丸畝・平畝ができます。 整形器の左右を交換することで外盛作業もできます。
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天板の上下を付け替えることで丸畝・平畝ができます。 また、整形器の左右を交換することで外盛作業もできます。
中耕作業
野菜が生育する途中、まわりの地表面(土表面)を軽く反転させて、土の中に空気や肥料を混ぜる作業のことを中耕作業といいます。
中耕作業をするとで、まわりの雑草も取りのぞくことができ、作物の生育を促進することが目的。
中耕・培土作業
中耕作業をする際、培土器や溝浚器を組み合わせて、野菜の株もとまで土寄せをして、根の張りを促進すると同時に、雑草にも土をかぶせて除去する複合作業のことを中耕・培土作業と呼びます。