マメ科
- 難易度:比較的やさしい。
- 連作:不可。3年はあける必要があります。
※他マメ科の野菜(エダマメ、エンドウ、ソラマメなど)との連作も不可。
畑の準備と種まき
ツルナシインゲンの植え付けをする7~10日くらい前に、1m²当たり 石灰150mLと配合肥料100mLをまいてよく耕しておきます。
ベッド(畝)を作る場所の中央に、深さ約20cmの溝を掘り、さらに元肥として溝1m当たり堆肥2~3L、配合肥料100mL、熔リン30mLを施した後、溝を埋め戻して幅40cm、高さ10cmのベッド(畝)を作ります。
ベッド(畝)の中央に25~30cmくらいの間隔で穴をあけ、1か所に3粒ずつまいていきます。
鳥よけ
ツルナシインゲンの種や発芽直後の子葉は、ハトなどの鳥に食べられやすく、不織布を上にかけるか、苗ドームなどをかぶせます。苗ドームは保温効果もありますのでオススメ。
発芽してもすぐにははずさずに、本葉が開いてから、苗ドームなど鳥よけをはずします。
苗ドームをかぶせています。
タネにかぶせると保温効果もあるのでよく育ちます。
間引き
本葉が開いたところ、鳥よけをはずし、1か所に2本になるように間引きます。
発芽がおもわしくないところは、種をまき直すか、間引いた苗を移植。
育成中はアブラムシの発生にも注意が必要。
豆知識: アブラムシ対策
- 牛乳を薄めたものをスプレー
- 木酢液を使う
- てんとう虫を飼う
- 吊るしてGET虫を使う
割り箸にはさんで近くに挿しておく!
害虫の行動特性を利用した物理適防除を方法を採用。 シートの黄色は害虫が好む色であり、害虫がよく集まります。
収穫
開花後1~2週間して、さやが長さ10~15cmくらいに成長したら収穫時期。
さやがかたくならないうちに早めにインゲンを摘みとりましょう。
ツルナシインゲンの栄養素
アミノ酸・カルシウム
種まき:春まき/4月~5月、夏まき/8月~9月
収穫:春まき/6月、夏まき/10月