セリ科
- 難易度:ふつう
- 連作:不可。3年以上あける。
畑の準備
土作りは植え付けの7~10日前に済ませておきます。1m²当たり石灰100L、配合肥料200mLを全面にまき、深さ約30cmまでよく耕します。
幅40cm、高さ10cmのベッド(畝)をつくり、支柱などを用いて約15cm間隔で2条、深さ約1cmの浅い溝をつくります。
種まき
溝に約1cmの間隔で1粒ずつニンジンの種をまき、まき終えたら、溝の両側から土をかけて手で押さえ、水をたっぷりあげます。ニンジンの種は、土を厚くかけすぎないことがポイント。
また、ニンジンが発芽するまではベッド(畝)を乾かさないように水やりをします。
間引き
間引きは2回に分けて行います。最初は、種まきから約30日経った頃、ニンジンの本葉が3~4枚になった時。株間が約5cmになるように間引きます。
2回目は、本葉5~6枚になった時。ニンジンの株間が約10~15cmになるよう間引きます。
- 2回目の間引きで、株間を約10~15cmに。
- 種まき後、5~10日で発芽。 発芽率はあまりよくありません。
- ニンジンの間引き菜も美味しくいただけます。根はサラダに、葉はゴマ和えやてんぷらに♪
追肥・土寄せ
2回目の間引きの後、追肥を行います。ベッド(畝)の長さ約1m当たり化成肥料100mLを、ベッド(畝)全面にパラパラとまきます。
普通は必要ありませんが、ニンジンの根が露出している株を見つけたら土寄せしましょう。露出していると、その部分が緑色になってしまいます。
収穫
ニンジンの根の直径が約3~4cmになったら収穫時期。大きくなったものから順に収穫です。あまり大きくなりすぎないうちに収穫したほうが美味しいですよ。
裂根の原因
ニンジンを収穫すると、中に割れたものが交じることがあります。
割れ(裂根)の原因は、根が大きくなる時期に極端な乾燥と過湿が繰り返されたことが原因です。裂根を防ぐには、畑の水はけを良くして、乾燥に気を配る事が必要です。
ニンジンの栄養素
カロテン、カリウム、鉄、ビタミンA、食物繊維、ミネラルなど。
ニンジンの効用
ガン予防、目の健康、肌荒れ、生活習慣病の予防、貧血予防、動脈硬化予防、消化促進などに効果があるとされています。
種まき:7月~8月
収穫:11月~3月